「僕の大事なコレクション」観了

淡々と物語が進んでいく、自分のルーツを尋ねていく物語。第二次世界大戦中のソ連領地でのユダヤ人のことなどは余り聞いたことがない話だった点は新鮮な印象に感じました。アメリカ好きのウクライナ人が全身アディダスだったけれど、アメリカ好きならナイキだろう、と思わしておいて、終わって考えてみれば、「君アディダスってドイツのメーカーだぜ」と言ってあげたくなるのは、制作側の策略でしょう。
未公開シーンとして入っている映像は、全てお金のかかったシーンばかりでしたが、作品の流れを止めてしまうならばカットする豪気な姿勢と、特典に乾杯。