インビクタス 負けざる者たち

シネマサンシャイン池袋3にて。
クリント・イーストウッドの監督作はどうも肌が合わなかった私。昨年の2本も観ましたが、諸手を挙げて絶賛している方が大勢いらっしゃるなか、それほどですか、と感じていました。今回は割と面白く観れたのですが、必要以上に暗殺を臭わせていて、意識を散漫にさせている点なんかあざとくも感じました。
このお話なら主将のピナールを主人公にして、彼の眼を通したマンデラ像という方が自然に思うのですが。モーガン・フリーマンがプロデューサーだから仕方ないのかもしれません。しかしモーガン・フリーマンの左腕が死んでいるようにだらんとしていたシーンが時々みられたのは事故の影響なのでしょうか。
また、短期間で撮影をしているようですが、ラグビーをする役者たちのプレイシーンは雑じゃないでしょうか。スクラムもタックルも高い位置でしたし。でも普通のラグビー中継では見れないアングルで撮影されているの映画ならでは。ウオーターボーイズなんかは見習うべきですね。